障害年金手続きで圧倒的な実績

京都障害年金相談センター

運営:京都駅前社会保険労務士法人 「京都駅」より徒歩5分

初回相談料

0

075-662-8007
平日9:00~19:00 面談は要事前予約

面談は要事前予約

MENU

相談のご予約

\メールは24時間受付中/

お問い合わせ

発達障害からのうつ病で障害厚生年金2級に認められたケース(事例№7151)

相談時の状況

生まれながらの発達障害と、その二次障害として発症したうつ病で精神科へ掛っておられる50代の女性について、ご主人からご相談いただきました。

このご主人と息子さんも過去にこちらで手続きし、障害年金を受給されていました。

数年前に発達障害を持つ息子さんの相談でお越しいただいた際は総合病院で看護補助の仕事に就いておられ、元気なご様子だったのですが、実は以前から奥様自身も精神科へ掛っていたとのことでした。

 

社労士による見解

この方は幼少の頃落ち着きがなく、いつも動き回っていたそうです。

小学校では毎日忘れ物をし、宿題も提出したことがありませんでした。
片付けも苦手で、小学3年生の時に学校の机の奥からカビだらけのミカンが見つかり、それからいじめられるようになりました。
教室にいるのがつらくなり、学校では保健室か育成学級で過ごすようになったそうです。

中学に上がってからもいじめは続き、2年生の時に両親が離婚し父親と暮らすようになりましたが、それまで身の回りのこと全てサポートしてくれていた母親がいなくなり、入浴もめったにしなくなりました。

高校へ進学したものの、朝起こしてくれる母親がいないため、頻繁に遅刻や欠席を繰り返しました。

高校卒業後数年は自宅で認知症の祖母の介護をし、亡くなってから就職しましたが、どこに勤めても不注意からのミスが多かったため長続きしませんでした。

数年前に介護職として就職した病院でもミスを連発し、毎日の様に上司や同僚から叱責をうけてうつ症状が出現したため、精神病院を受診したところ元々ADHDだったことが判明しました。

その後は精神保健福祉手帳を取得し、障害者雇用で病院の看護補助職に就きましたが、やはりミスが多く、マルチタスクができなかったり、指示されたことをすぐに忘れたりもするため、毎日上司から叱責を受けていたそうです。

現在はすでに退職されていました。

最初に掛かった精神病院ではADHDの診断を受けておられましたが、現在通院しているクリニックでは、医師が発達障害を得意とされていないためか、診断名はうつ病のみでした。

 

受任してから申請までに行ったこと

診断書を医師へ依頼していただく際は、幼少期から現在までの経緯や日常生活状況などを文章にまとめたものを、参考資料として受診時にお渡しいただきました。
すると診断名はうつ病のみでしたが、幼少期から現在までの経緯についても詳しくお書きいただけました。

病歴就労状況等申立書を作成する際は、幼少期から現在までの、特にADHDによるものと思われるエピソードなども詳しく記載しておきました。

 

結果

無事、障害厚生年金2級に決まりました。

 

社会保険労務士 舩田 光朗(ふなた てるあき)

舩田 光朗
舩田 光朗社会保険労務士
当サイトをご覧いただきありがとうございます。当事務所は京都を中心に、府内全域を対象として、障害年金の申請サポートを行っております。(※相談は全国対応です。)
「相談して良かった」「やるべきことが明確になった」と、相談後には気持ちが前向きに、軽くなれる様、耳を傾け、アドバイスすることを心掛けております。まずはお気軽に相談ください。

「うつ病・気分変調症」の記事一覧

「知的障害・発達障害」の記事一覧