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傷病名が摂食障害からうつ病に変わり障害基礎年金2級に認められたケース(事例№6428)

相談時の状況

精神病院のソーシャルワーカーさんから、摂食障害の診断を受けている30代女性についてご紹介いただきました。
最近他院から転医してこられた方で、障害年金を希望しておられるが対象になるかわからないとのことで主治医から相談があったそうです。

 

社労士による見解

この方は、母親や兄に対する父親からのDVを物心つく前から毎日のように見て育ち、常に怯えていたそうです。
母や兄を守らなければならないという気持ちから、父の機嫌を損ねないよう常に気を使っていました。

父に対してだけではなく、周りの人の顔色も伺いながら生活していたため、精神的に疲れ果ててしまい、小学生の頃から希死念慮があったそうです。
またこのころから、恐怖心を紛らわせようと食べ過ぎるようになり、過食嘔吐を繰り返すようになりました。

中学1年生の時にDVから逃れるため、母と兄の3人で逃げるように引っ越しましたが、しばらくすると父に見つかり連れ戻され、また逃げ出しては捕まるの繰り返しで、摂食障害はどんどん悪化していきました。
その後に両親は正式に離婚し、少し精神的に落ち着きましたが、過食嘔吐は習慣となって治りませんでした。

高校卒業後は大学の看護学部へ進学し、卒業後は看護師として総合病院へ就職しましたが、すぐに出勤できなくなり、上司の勧めで勤務していた病院の精神科を受診しました。
すぐに休職し、数か月後に復職しましたが、通院していた精神科は勤務先の病院でしたので症状を正直に伝えることができず、病状も回復しなかったため、退職して通院も辞めました。

3年ほど実家で静養した後に別の医療機関へ再就職しましたが、またもすぐに出勤できなくなり、近くの精神科クリニックへ通院するようになりました。
摂食障害の診断を受けて治療を続けていましたが、何年たっても症状は改善しなかったため、最近になって今の精神病院へ転医されたとのことでした。

障害年金は、神経症や人格障害に分類されるものは障害年金の対象外とされており、摂食障害もこれに準じて取り扱われるため、この傷病名だけだと原則として障害年金は支給されません。

この方は前のクリニックでは摂食障害の診断のみでしたが、症状を詳しく伺ってみると、希死念慮は子供の頃からあり、不眠や抑うつの症状もかなり重いようでしたので、うつ病などの精神病の診断名が付く可能性が高いと判断しました。

 

受任してから申請までに行ったこと

ソーシャルワーカーさんから、医師がこの方を診察するようになって日が浅いため、判断に困っておられると伺いましたので、お母様とご本人から今までの経緯や具体的な症状などについて詳しくヒアリングし、参考資料としてまとめました。
この資料をソーシャルワーカーさんから医師へお渡しいただいたところ、うつ病の診断がつき、実態に即した診断書をお書きいただけました。

病歴就労状況等申立書も、ヒアリングに基づいて作成しました。

 

結果

無事、障害厚生年金2級に決まりました。

 

社会保険労務士 舩田 光朗(ふなた てるあき)

舩田 光朗
舩田 光朗社会保険労務士
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