右下肢切断で障害基礎年金2級を受給できたケース

ご相談にいらした状況

Nさんは、右足を足関節から切断されており、相談したいが相談会場までお越しいただくことが難しいというお電話をいただいたので、ご自宅までお伺いしてお話をさせていただきました。

社労士舩田による見解

お話を伺ったところ、糖尿病性壊疽による切断でした。この場合、原則は糖尿病で通院し始めた時期が初診日とされるため、長年にわたって通院しておられることが多く、初診日の証明が取れないケースが目立ちます。

しかも、Ｎさんは仕事をしておられなかったため、健康診断なども長年受けておられず、自身が糖尿病であることに気が付いておられませんでした。年金事務所へ相談に行った際に、糖尿病が原因ではあるが、本人はそのことに気が付いておられなかったことと、何故そのようなことが起こり得たのかを説明し、病歴就労状況等申立書でもその点を明記し、審査の際不審に思われないよう気を付けました。

結果

無事、障害基礎年金の２級を受給できました。右足切断の日を障害認定日として認めていただき、約一年分の遡及も認められました。

社会保険労務士　舩田 光朗（ふなた てるあき）

舩田 光朗社会保険労務士

当サイトをご覧いただきありがとうございます。当事務所は京都を中心に、府内全域を対象として、障害年金の申請サポートを行っております。（※相談は全国対応です。）
「相談して良かった」「やるべきことが明確になった」と、相談後には気持ちが前向きに、軽くなれる様、耳を傾け、アドバイスすることを心掛けております。まずはお気軽に相談ください。

• 6月 4, 2020精神の障害不支給からの再チャレンジでカルテの提出を求められたケース（事例№5083）
• 6月 2, 2020肢体の障害進行性核上性麻痺で障害基礎年金1級に認められたケース（事例№5216）
• 5月 26, 2020内臓系の障害初診が20年前の慢性呼吸不全で障害厚生年金2級に認められたケース（事例№345）
• 5月 18, 2020精神の障害幼少期の脳腫瘍が原因で高次脳機能障害となったケース（事例№5120）

関連記事

クイックタグから関連記事を探す

• 糖尿病が原因
• 遡及請求事例

「その他肢体障害」の記事一覧

障害年金の無料相談はこちら

075-662-8007

平日9:00～19:00

メールでお問い合わせはこちら