線維筋痛症で障害基礎年金2級を受給できたケース

ご相談にいらした状況

ご本人よりお電話でご相談いただき、後日無料相談会にご参加いただきました。

社労士舩田による見解

お会いして詳しくお話しを伺い、状態を拝見したところ、抑うつの症状は出ていないものの、全身を襲う慢性的な痛みのため、自力での生活は不可能な状態でした。
そのため、少なくとも障害等級2級以上に該当すると判断しました。
 

受任から申請までに行ったこと

線維筋痛症は、障害年金の認定が困難な疾患として規定されており、明確な認定基準が設けられています。
特に重要なのが重症度を表すステージ１から５までの分類で、医師が診断書に記載したステージが審査に大きな影響を及ぼします。

そのため、医師に正しく診断書を記載していただくための参考資料を作成し、ご本人から医師にお渡し頂きました。

結果

無事、障害基礎年金2級に認められました。

線維筋痛症は原因不明の難病であり、血液検査などでも異常が現れません。
またこの病気を診れる医師が少ないためなかなか病名が確定せず、長年様々な医療機関を渡り歩かれている方も少なくありません。
そのため初診日がどこなのかを判断することが難しい場合も多く、なかなか受給にたどり着けない場合もあります。
どの時点が初診日であるのかを判断し、またそこを初診日として認めてもらえるよう書面で表現することが必要な場合もありますので、まずは専門家へご相談ください。

社会保険労務士　舩田 光朗（ふなた てるあき）

舩田 光朗社会保険労務士

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