遠方の医師とやり取りしながら進めた事例

相談時の状況

東北にお住いの方からお電話でご相談いただきました。
遠方で直接お会いすることは難しかったため、まずは相談受付票をご記入いただき、こちらへご郵送いただいた上で電話による無料相談を行いました。

 

社労士による見解

詳しくお話を伺ったところ、母子家庭で二人のお子さんを養育しておられるのですが、数年前にうつ病を発症してから仕事を休みがちになり、最近は殆ど出勤できなくなって経済的に困窮しておられました。生活保護についても役所に相談されたのですが、車を所有しておられたため断られたそうです。車を手放せば生活保護を受けられるのですが、お住まいの地域は田舎の過疎地で、車が無ければ通院することもままならなくなるため大変困っておられました。

抑うつや思考制止の症状が大変強く、希死念慮もありました。対人恐怖もあり車以外での外出は困難な状態でしたので、障害等級2級に該当する可能性が高いと判断しました。

 

受任してから申請までに行ったこと

この方は数か月前に近くのクリニックへ転医しておられました。そちらのクリニックで診断書を書いてもらおうと医師に相談してもらったところ、大変嫌そうな顔をされ、「書いてもいいが通らないよ」と言われてしまったそうです。
手足の切断による肢体障害や検査数値で客観的な判断ができる内科系疾患の診断書ならどのような医師が書いても大きな差はでないのですが、精神疾患は医師の主観に左右されるため、障害年金制度に否定的な医師が作成すると、実体とかけ離れた内容になってしまうことが良くあります。

そのような医師に書いてもらった診断書で申請しても通りませんし、お考えを改めていただくことも困難です。

この方は数か月前まで大きな総合病院に掛かっておられましたので、そちらを再度受診してもらい、以前からの主治医に書いてもらえるよう相談してもらいました。するとその医師は比較的若い方で、障害年金の診断書はあまりご経験が無く、どのように書けばよいかわからないと言われてしまいました。

しかし実態に即した適正な内容の診断書をお書きいただけるとのことでしたので、医師からこちらへ直接お電話いただき、正しい書き方について口頭でご説明しました。

 

結果

無事、障害基礎年金2級に認められました。

都市部と比べて地方では障害年金の認知度が低いためか、大きな総合病院でも障害年金用の診断書を作成されたことがない医師がよくいらっしゃるようです。
特に作成経験があまり無い医師に書かれると、間違いだらけの内容になってしまうことも珍しくありません。なかでも精神疾患は医師の主観任せの曖昧な項目が多く、同じ病気・同じ症状でも、各医師によって内容が全然違ってきます。

障害年金の審査は診断書や病歴就労状況等申立書に書かれたことだけを中心に行われますので、適正な内容の書類に仕上げるために、まずは専門家へご相談ください。

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