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50歳前で発覚した軽度知的障害で障害基礎年金2級に認められたケース(事例№6712)

相談時の状況

障害者地域生活支援センターの相談員さんから、最近軽度知的障害とわかった40代後半の男性についてご相談いただきました。

障害年金の手続きをご夫婦で進めようと、年金事務所へ出向き、診断書もすでに作成してもらったそうですが、奥様も軽度知的障害があり自分たちだけでは病歴就労状況等申立書を作成できないと考え、生活支援センターへ相談されたとのことでした。

 

社労士による見解

当日は、相談員さんとご本人だけでなく、奥様とご両親も一緒にこられました。

この方は3歳になっても二語文を話せず、近所の知り合いから「何か問題があるのではないか?」、と指摘されていたそうですが、ご両親は気にされていなかったそうです。

小学校は普通学級へ入学しましたが、勉強は全くできず、会話も満足にできなかったため、1年生の頃からいじめられていました。
家の中でもほとんどしゃべらず、身の回りのこともできないことが多かったのですが、ご両親は特に異常があると認識していなかったそうです。

中学に上がるとますます勉強はついていけなくなり、いじめも続いていました。
高校は、名前さえ書けば合格するレベルのところへ進学しましたが、そこでも勉強についていけませんでした。

高校卒業後は印刷工場へ就職されたそうですが、ご両親は経緯などを把握されておらず、それ以降のことも、「本人がなにもしゃべらないから…」とのことで、ほとんどご存じありませんでした。

就労状況についてはご両親曰く、「面倒見の良い先輩がサポートしてくれていたんじゃないですか?」とのことでしたが、ご本人に詳しく聞いてみると、当初から退職する数年前まで、ひどいいじめを受けておられたことがわかりました。
20代の頃から希死念慮もあったそうですが、ご両親にもどう説明すればよいのかわからず、ひたすら我慢してこられたとのことでした。

数年前に奥様と結婚されたところ、奥様が異常に気付き、精神科を受診させたところ元々知的障害であったことが発覚しました。
抑うつ症状や希死念慮なども出ていましたので、医師の勧めで退職され、現在は障害者雇用のお仕事にかわっておられました。

ご本人やご両親から医師へ、日常生活の状況や養育歴などをあまり説明できていないようで、既に取得されている診断書を拝見したところ、情報量が少なく、障害程度も実態より軽く書かれていました。

このままでは通らないということを詳しく説明するのですが、ご本人はもちろん、ご両親にもなかなか理解していただけませんでした。
おそらく、ご両親もご本人と似た障害状態にあると推測されました。

 

受任してから申請までに行ったこと

医師には今までの経緯や普段の様子をあまり伝えられていませんでしたので、ご両親、ご本人、奥様から、幼少期から現在までの経緯や日常生活の状況などを詳しくヒアリングし、参考資料を作成して受診時に医師へお渡しいただところ、実態に即した正しい内容で診断書を書き直していただけました。

病歴就労状況等申立書は、ヒアリングに基づいて詳細な内容を作成しました。

 

結果

無事、障害基礎年金2級に決まりました。

 

社会保険労務士 舩田 光朗(ふなた てるあき)

舩田 光朗
舩田 光朗社会保険労務士
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