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50歳を超えてから発覚した発達障害で障害基礎年金2級に認められたケース(事例№6721)

相談時の状況

ADHDとうつ病の診断を受けておられる50代の女性からご相談いただきました。

 

社労士による見解

この方の両親は子供に興味が無く、育児放棄の状態でした。
特に父親は無計画に散在するため常に家計はひっ迫しており、酒を飲んでは暴れて暴力を振るわれたそうです。

幼少期から放っておかれたため、入浴や歯磨きをする習慣も身につかず、規則正しい生活もしたことが無かったため、保育園は毎日のように遅刻をしていました。
また保育園では周りに馴染むことができず常に一人でしたが、あまり気にしていませんでした。

小学校でも毎日遅刻をし、忘れ物や物を無くしたりすることもしょっちゅうで、宿題も提出したことがありませんでした。
整理整頓ができないため机やカバンの中はぐちゃぐちゃで、入浴や歯磨きもしないため、クラスでは常に孤立していました。

中学高校でも似たような状況が続いていましたが、勉強に関しては好きな科目は過集中して疲れ果てるまで勉強するため好成績でした。
しかし数学は、まったくと言っていいほどできなかったそうです。

大学卒業後は営業職に就きましたが、不注意によるミスが多く、計画建てて業務に取り組むことも苦手だったため、毎日のように上司から叱責を受けました。
長く続けられる自身が無かったため、入社2年目に寿退社をしました。

その後は、仕事は簡単なパートのみでしたので大きな問題なく過ごしていましたが、30過ぎで出産したところ、子育てにストレスを感じ、精神科へ通うようになりました。
「抑うつ状態」と言われ投薬治療を受けましたが症状は改善しなかったため、すぐに別の病院へ転医しました。
転医先でも具体的な診断名はつかず、投薬治療を受けましたが症状は悪化する一方で、数年後には希死念慮も出現するようになっていました。

家族以外との交流はほとんどなく、一日中引きこもって生活をしていたのですが、症状に改善が見られないため、2年前に家族の勧めで大学病院の精神科を受診したところ、そこで初めてADHD(多動性注意障害)と診断されました。
また二次障害として、うつ病も発症しているとわかりました。

 

受任してから申請までに行ったこと

障害年金制度上の初診日とは、病名が付いた時点のことではなく、関係があると思われる症状について初めて医師の診療を受けた日のことを言います。

この方はADHDと診断されたのは50歳を過ぎてからでしたが、おそらくは今までADHDの特性から生きづらさを感じながら過ごしてこられ、子育てをきっかけに二次障害としてうつ症状が出現したと思われます。

そのため初診日は、抑うつ状態と言われた最初の精神科を初めて受診した日と判断し、受診状況等証明書(初診日証明)の作成を依頼しました。

診断書の作成を依頼してもらう際は、幼少期から現在までの経緯や日常生活の状況などを参考資料としてまとめ、受診時に医師へお渡しいただいたところ、実態に即した診断書をお書きいただくことができました。

 

結果

無事、障害基礎年金2級に決まりました。

 

社会保険労務士 舩田 光朗(ふなた てるあき)

舩田 光朗
舩田 光朗社会保険労務士
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