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初診日を明確に証明できなかったがなんとか統合失調症で障害基礎年金2級を受給できたケース

相談時の状況

地域生活支援センターの職員さんから、統合失調症を患っておられる30代男性をご紹介いただきました。

 

社労士による見解

この方は二十歳になる少し前から、不眠、抑うつ気分の出現に加えて、誰かに見られているような感じがするようになったそうです。

数か月たっても改善が見られなかったため、近くのAクリニックを受診されました。

当初はうつ病と言われたそうですが、しばらくすると統合失調症に診断名が変わり、30歳ごろまで通院されていました。

Aクリニックの医師は高齢だったため、閉院に伴い、紹介状をもらってBクリニックへ転医されました。

しかし約3年後にBクリニックも閉院となったため、Cクリニックへ転医されましたが、そこも2年後に閉院となったため、現在通院中のDクリニックへ転医されました。

障害年金は、初診日を客観的証拠に基づいて明確に証明できなければ、受給することができません。

「発病日」ではなく、「初診日」が重要なのです。

原則は当時のカルテに基づいて、受診状況等証明書(初診日証明)をお書きいただく必要がありますが、カルテが破棄されていても、それに代わる有効な客観的証拠があれば認めてもらえます。

Aクリニックは、年齢的なことを理由に10年以上も前に引退されていましたのでカルテは当然破棄されているでしょうし、そもそもご存命かどうかも不明でした。

BクリニックにはAクリニックの紹介状を持って転医されましたので、内容次第ではその紹介状で初診日を証明できる可能性がありましたが、Bクリニックも数年前に閉院されていましたので、連絡先がわかりませんでした。

 

受任してから申請までに行ったこと

Bクリニックの医師には、閉院直前に別の相談者の受診に同行してコミュニケーションをとったことがあり、非常に協力的な先生でしたので、連絡さえつけられればなんとかなる可能性があると考えました。

そこで、その医師が所属しておられた医師会の支部へ電話してみました。

受付の方へ事情を説明したところご理解いただくことができ、Bクリニックの医師に取り次いでもらうことができました。

Aクリニックの紹介状も保管しておられましたので、受診状況等証明書と合わせて紹介状のコピーもいただくことができました。

しかしその紹介状の内容を見てみると、Aクリニックの初診日は記載されておらず、発病日が「〇年〇月頃」と記載されているだけでした。

「〇年〇月頃」の時点では20歳を超えており、発病日がその時期なのであれば初診日はそれ以降になるはずです。

これで、初診日が年金制度加入前となる「20歳前障害」なのか、加入後の20歳以降なのか分からないという状況ではなく、20歳以降だと主張できる状況にはなりました。

そのため発病日以降が一貫して国民年金だったのであれば、障害基礎年金は年金額が一律ですので、この方は初診日を明確に証明できなくても、「国民年金加入期間のどこかに初診日がある」ということになりますので、初診日を証明したと同じ事になるはずです。

しかし実際は発病の3年後に、数か月だけなのですが厚生年金加入期間がありましたので、厳密には「一貫して国民年金」だといえない状況でしたが、これ以上は何も証拠が見つかりませんでしたので、ダメもとで申請してみました。

 

結果

何とか初診日を認めてもらうことができ、障害基礎年金2級に決まりました。

初診日を認めるかどうかは、年金機構側の認定医が医学的な見地から判断されます。

「医学的な見地」と書きましたが、要するに認定医の「主観」です。

担当する認定医のアタリハズレによって、判断も異なるのです。

このことは、令和2年10月に新聞などで、「一部のケースについて2人の認定医に審査させたところ、約4割は異なる結果となった」と報道されています。

非常に残念で、腹立たしい限りです。

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