線維筋痛症が原因で発症したうつ病で申請したケース
ご相談にこられたときの状況
ご本人よりお電話でご相談いただき、後日無料相談会へご参加いただきました。
社労士舩田による見解
お会いして詳しく伺ったところ、元々は線維筋痛症からくる全身の激痛が原因でうつ病を発症しておられました。
長年線維筋痛症の治療を受けておられましたが、2年前に新しく投与された薬の効果で症状が劇的に改善し、現在は痛みにより日常生活が制限されることはなくなっておられました。
痛みに苦しめられることが無くなったおかげで抑うつの症状などはある程度改善しておられましたが、それでも障害等級3級に該当する可能性が高いと判断しました。
受任から申請までに行ったこと
ご本人から医師に診断書の作成を依頼していただき、完成した診断書の内容を確認したうえで病歴就労状況等申立書を作成しました。
結果
無事、障害厚生年金3級に認められました。
この方は順調に症状が改善していって、おそらく数年後には就労できるようになり、障害年金を受けなくても生活していけるようになられると思います。
症状が改善されている途中であっても、現時点の状態が障害等級に該当するほどであれば、もちろん障害年金を受給することができます。
障害年金をうまく活用して、順調に回復していけるような環境を作り出すことも重要です。
社会保険労務士 舩田 光朗(ふなた てるあき)
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