突発性難聴で障害基厚生年金3級に認められたケース
相談時の状況
ご本人よりお電話でご相談いただき、後日無料相談会へご参加いただきました。
社労士による見解
3年前に職場の健康診断で聴力の異常を指摘され、耳鼻科を受診しておられました。
異常が見つかった当初の聴力レベルは左右とも20db程度でしたので、仕事にも大きな影響はなかったようですが、約半年前から極端に悪化し、現在は両耳とも70db以上でしたので、障害等級3級に該当すると判断しました。
受任してから申請までに行ったこと
個人医院へ通院しておられましたので、障害年金用の診断書を医師が書き慣れておられない可能性を考え、正しい書き方についてまとめた参考資料を医師へお渡しいただきました。
結果
無事、障害厚生年金3級に認められました。
難聴でも、障害年金は受給できます。
両耳の聴力レベルが100db以上だと1級となり、90db以上だと2級に認められます。
両耳の聴力レベルが70db以上だと3級なのですが、最良語音明瞭度が50%以下の場合は、聴力レベルが50db以上でも認められます。
何とか会話を聞き取れる程度の方状態でも受給できる可能性は十分にありますので、まずは専門家へご相談ください。
社会保険労務士 舩田 光朗(ふなた てるあき)
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