脳梗塞で障害共済年金1級受給できたケース
ご相談にいらした状況
ご本人の奥様よりお電話を頂きました。奥様はご高齢で、相談会場までお越しいただくことが難しかったため、ご主人が入院しておられる病院内の喫茶室でお話を伺いました。
社労士舩田による見解
病室にもお邪魔し、ご本人の状態を確認したところ、右半身が完全にマヒし、言葉も満足にしゃべれない状態でした。奥様から詳細を伺ったところ、今回の脳梗塞は再発で、数年前にも一度発症しておられるようでした。
受任から申請までに行ったこと
脳梗塞は再発し、前回と同じところに障害が残ったとしても、医師の見解によっては別の個所で発症したものと判断され、再発の時点を初診日と判断されてしまうケースがあります。そのため奥様から医師へ詳しい状況をご確認いただきたかったのですが、ご高齢であるため細かい話の理解が難しく、医師や病院関係者へ奥様から説明や手続きを行っていただくことは難しいと判断しました。そこで医師などへの説明も私が行い、診断書や戸籍謄本などの取得も代理で行いました。
結果
障害基礎年金の1級を受給できました。しかし、ご本人は不幸にも申請中に亡くなられたため、合わせて遺族共済年金の手続きもこちらで行いました。
本件の本件のように、医師などに詳しい説明を行うことで、障害年金受給の可能性が上がることがあります。自ら相談できない場合は、ともかく、どのようなケースでも、病気や症状によりこうしたケースは起こります。そのための専門家への相談になりますので、お気軽にお電話ください。
社会保険労務士 舩田 光朗(ふなた てるあき)
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