網膜色素変性症で障害厚生年金2級に認められたケース
ご相談にいらした状況
ご本人からお電話でご相談いただき、後日無料相談会へご参加いただきました。
社労士舩田による見解
お話を伺ったところ、視野障害で障害者手帳の2級を取得しておられましたので、障害年金でも2級に認められる可能性が高いと判断しました。しかし初めて病院に掛かられたのがいつごろなのかご本人の記憶が曖昧でしたし、10年以上前のことでしたので、カルテが残っているかが心配でした。
受任から申請までに行ったこと
更に詳しくお話を伺い、状況から考えて受診されたであろう眼科に問い合わせたところ、12年前でしたが初診時のカルテは残っておりました。診断書作成依頼時も問題のない内容で書いていただけるよう医師へお伝えいただきました。
結果
無事障害厚生年金2級に認められました。
障害年金を申請する上でまず初めに気を付けないといけないのは、初診日がどこであるのかを慎重に判断することです。医学的な判断が必要な場合も多くありますので、年金事務所の窓口では判断できません。初診日を正しく判断できずに申請してしまうと、取り返しのつかないことになる場合がありますので、まずは専門家へご相談いただくことをお勧めします。
社会保険労務士 舩田 光朗(ふなた てるあき)
-
当サイトをご覧いただきありがとうございます。当事務所は京都を中心に、府内全域を対象として、障害年金の申請サポートを行っております。(※相談は全国対応です。)
「相談して良かった」「やるべきことが明確になった」と、相談後には気持ちが前向きに、軽くなれる様、耳を傾け、アドバイスすることを心掛けております。まずはお気軽に相談ください。
- 6月 4, 2020精神の障害不支給からの再チャレンジでカルテの提出を求められたケース(事例№5083)
- 6月 2, 2020肢体の障害進行性核上性麻痺で障害基礎年金1級に認められたケース(事例№5216)
- 5月 26, 2020内臓系の障害初診が20年前の慢性呼吸不全で障害厚生年金2級に認められたケース(事例№345)
- 5月 18, 2020精神の障害幼少期の脳腫瘍が原因で高次脳機能障害となったケース(事例№5120)
「視力障害・視野障害」の記事一覧
- 未熟児網膜症で障害基礎年金1級に認められたケース(事例№6451)
- 緑内障で障害年金請求しようとしたが初診の病院が無くなっていたケース(事例№5975)
- 以前にも眼科を受診していたが後の受診が初診と認められたケース(事例№451)
- 初診証明ができずに困っていたが弱視で障害基礎年金1級を受給できたケース(事例№5105)
- 視野障害で間違いなく障害基礎年金2級に該当するのに不支給とされたケース(事例№5092)
- 両黄斑変性症で障害厚生年金1級に認められたケース(事例№292)
- 遡り時点で受診はなかったが網膜色素変性症で障害基礎年金2級を5年遡及できたケース(事例№387)
- 増殖糖尿病網膜症で障害厚生年金1級に認められたケース(事例№457)
- 緑内障で障害年金請求をしたが障害者手帳の診断書から初診日を疑われ不支給とされていたケース
- 元担任教師の証言で初診日が認められ視野障害で障害基礎年金2級に認められたケース
- 不支給から申請しなおして障害認定日時点で障害等級1級に認められたケース
- 網膜色素変性症で障害厚生年金2級となり4年分の遡りも認められたケース
- ぶどう膜炎で障害基礎年金2級に認められたケース
- 網膜色素変性症での障害年金申請を断念しておられたケース
- 子供の頃からの網膜色素変性症で障害基礎年金2級に認められたケース
- 網膜色素変性症で障害厚生年金2級に認められたケース
- 網膜色素変性症で障害基礎年金2級に認められた事例
- 初診時のカルテが無くても感音性難聴で障害基礎年金1級が認められたケース