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若年性アルツハイマー病で不支給になっていたが再チャレンジで障害基礎年金1級に永久固定で認められたケース(事例№6250)

相談時の状況

若年性アルツハイマー病と診断された50代の奥様について、ご主人からご相談いただきました。

ご主人が障害年金手続きをされたそうですが、不支給通知が届いてしまったそうです。
困っておられたところ、過去にこちらでサポートさせていただいた方のご家族からご紹介いただいたとのことでした。

 

社労士による見解

不支給とされてしまった、脳神経内科の医師が作成された診断書を拝見したところ、記載されている情報量が非常に少なく、障害の程度も軽く書かれていました。

認知症としてはごく軽度で、日常生活に支障が出ていると理解してもらえるようなことはほとんど書かれていませんでした。

実際にご本人とお会いしてみたところ、身なりもしっかりしておられ、受け答えもハキハキと普通にできておられるように感じましたので、確かに認知症を患っておられるようには見えませんでした。

しかし会話を続けてみると、簡単な受け答えはある程度対応できておられましたが、少しでも質問が長くなったり、込み入った内容になったりすると、こちらの話す内容はほとんど理解できておられないことがわかりました。

また普段の状況をご主人に伺ってみると、身の回りのことは何一つ自分で行うことができず、目を放すと勝手に外に出て行方不明になったり、ご主人の姿が見えなくなるとパニックになって自傷行為をしてしまうとのことでした。

そのためご主人は仕事を辞めざるを得なくなり、貯蓄を切り崩しながら、一日中奥様につきっきりで生活されていることもわかりました。

診断書の内容が実態とあまりにかけ離れていましたので、受診時の状況をご主人に伺ったところ、医師から質問されることはほとんどなく、普段の状況などを話そうとしても聞いてもらえないとのことでした。

一見しっかりされてそうに見えることもあって、主治医には障害状態をまともに理解してもらえていないのではないかと感じました。

ご主人もそれはうすうす感じておられたようで、このまま通院を継続しても意味がないと考え、転医を希望されていました。

 

受任してから申請までに行ったこと

受け入れていただけそうな精神病院に心当たりがありましたので、まずはよくやりとりをさせていただいている相談員さんへ事情を説明しました。
障害年金のためだけではなく、常に目が離せない状態であるためサポートが必要な状況だとご理解いただけ、医師に繋いでもらうことができました。

転医される際は、ご主人からのヒアリング内容に基づいて今までの経緯や日常生活の状況について文書にまとめ、相談員さんから医師へお渡しいただいたうえで受診していただきました。

幸い、初めての受診から数か月で診断書を書いてもらうことができ、申請できました。

 

結果

一度は不支給とされていた方ですが、無事に永久固定で障害基礎年金1級に決まりました。

 

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