乳がんで障害基礎年金1級に認められたケース
相談時の状況
ご本人の娘さんよりお電話でご相談いただき、後日無料相談会へご参加いただきました。
社労士による見解
約10年前にがん検診で乳がんが見つかり、左乳房を全摘出、右乳房を部分摘出されていました。
その後は抗がん剤治療をホルモン療法を長年続けておられたのですが、副作用が強く、吐気嘔吐・食欲低下・倦怠感・脱力感・手足の痺れなどから日常生活も営めない状態が続いておられました。自宅で療養されていたのですが、家族の介護が不可欠な状態でしたので、障害等級1級に該当する可能性が高いと判断しました。
ご本人は動けないため娘さんが代わりに手続きを進めておられたのですが、あまりに内容が複雑で対応できなくなったため、当事務所へご相談いただいたそうです。
受任してから申請までに行ったこと
既に診断書を取得しておられたのですが、記載内容に間違いがいくつもあり、そのままの内容では申請できない状態でした。
そこで正しく修正していただけるよう詳細な参考資料を作成し、娘さんから医師へお渡しいただきました。
結果
無事、障基礎年金1級に認められました。
障害年金の手続きは、非常に煩雑です。何度も何度も窓口に足を運ばなければならないため、途中で諦めてしまわれるかたも珍しくありません。
一般の方がスムーズに、かつ正しく申請を行うことは非常に困難ですので、まず専門家へご相談いただくことをお勧めします。
社会保険労務士 舩田 光朗(ふなた てるあき)
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