全身性エリテマトーデスで障害基礎年金1級を受給できたケース
ご相談にいらした状況
ご本人よりお電話でご相談いただき、後日無料相談会にご参加いただきました。
社労士舩田による見解
膠原病の一種である全身性エリテマトーデスを10歳の時に発症され、現在は関節の痛みに加えて腎臓の数値も悪化しておられたため、障害等級に該当すると判断しました。
受任から申請までに行ったこと
膠原病やリウマチは、手足の痛みが常に一定ではなく、酷い時は動くことができなくなるほどの方もいらっしゃいますが、症状が軽い時は、比較的日常生活に影響がでません。また筋力や可動域は、健康な方とあまり差が無いこともあります。肢体障害として申請する場合、この調子が良い時にイメージで医師に診断書を書かれてしまい、障害状態に無いと判断されて不支給とされてしまうケースが少なくありません。
そのため、改めてご本人から日頃の状態について詳しくお話しいただいた上で、診断書をご作成いただきました。
結果
無事5年分の遡及も含めて、障害基礎年金1級に認められました。
本件のように、医師に症状が強く出ているときやつらい状況を正直にお伝えすることは大切なことになります。ありのままの状況を医師に相談しましょう。
社会保険労務士 舩田 光朗(ふなた てるあき)
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