慢性閉管性肺疾患で障害基礎年金2級に障害認定日まで遡って認められたケース(事例№7020)
相談時の状況
慢性閉管性肺疾患(COPD)を患っておられる60代の女性からご相談いただきました。
社労士による見解
この方は数年前に、少し歩いただけで息苦しさを感じるようになり、異常を感じて掛かりつけの内科を受診されたそうです。
血液検査など様々な検査を受けましたが、異常は見つかりませんでした。
症状が改善しなかったため、総合病院を紹介されて受診したところ、腹水がかなり溜まっており、心不全も起こしかけているとわかって緊急入院しました。
精密検査を受けたところ、血液に含まれる酸素が不足しているとわかり、慢性閉管性肺疾患(COPD)の診断が付きました。
1か月ほど入院し、退院と同時に24時間の在宅酸素療法を開始されました。
発症前はパート勤務も出来ていましたが、現在は少し動いただけでも苦しくなるため、家事なども行えず自宅で安静にしているほかない状態でした。
受任してから申請までに行ったこと
後日、直近の検査結果をお送りいただいたところ、酸素分圧の数値が中等度以上の異常値になっておりましたので、呼吸器障害として2級に該当する可能性があると判断しました。
医師にもご相談いただいたところ、診断書の作成について快く承諾していただけましたので、正しい書き方や障害認定基準などをご理解いただくための参考資料を作成して受診時にお渡しいいただいたところ、問題のない内容でお書きいただけました。
結果
障害認定日まで遡って障害基礎年金2級に認められました。
社会保険労務士 舩田 光朗(ふなた てるあき)

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