関節リウマチで障害厚生年金2級に認められたケース
相談時の状況
ご本人からお電話でご相談いただき、後日無料相談会へご参加いただきました。
社労士による見解
状態について詳しく伺うと、日によって差はありますが、酷いときは全身の関節に痛みがでて自宅で身動きができなくなるようでした。
手足の指もあまり曲げられず、力も入らないため、日常生活に多大な影響が出ておられました。
しかし関節痛が治まっているときは外出も可能で、落ち着いているときを狙って通院しておられたので、症状がきつく出ているときの状態を医師がどこまで把握しておられるのかが心配でした。
受任してから申請までに行ったこと
まずご本人から医師へ、日頃の状態について改めて詳しくお伝えいただきました。そして症状が落ち着いているときではなく、強く出ているときの状態でご判断いただく必要がある旨を医師へお伝えしたうえで、診断書をご作成いただきました。
結果
無事、障害厚生年金2級に決定しました。
関節リウマチは、診断書の内容に注意しなければなりません。それは、この病気は筋力や関節の可動域にあまり影響が出ない場合が多く、痛みにより日常生活が困難な状況であることを理解してもらえるような診断書に仕上げてもらわなければならないからです。
また、痛みも日によって差があるため、比較的症状の出ていない状態で判断されてしまうと、かなりの確率で不支給となってしまいます。正しい内容の診断書を作成してもらうためには、予め医師に注意点などをご理解いただく必要がありますので、まずは専門家へご相談ください。
社会保険労務士 舩田 光朗(ふなた てるあき)
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