初診証明困難事例 一覧
初診日を状況証拠などで証明し発達障害で障害基礎年金2級に認められたケース(事例№294)
相談時の状況 とある大学病院の臨床心理士の方から、自閉症スペクトラム(ASD)と多動性注意障害(ADHD)の診断を受けておられる30代男性の患者様をご紹介いただきました。 医師の勧めもあり、障害年金の手続きを進めておられたのですが、初診日時点のカルテは既に破棄されており、どうすればよいのかわからなくなっておられました。 社労士による見解 この方は幼少期の頃から酷い聴 […] 続きを読む
糖尿病性腎症の初診日を2つの証拠を合わせて証明し障害厚生年金2級に認められたケース(事例№295)
相談時の状況 糖尿病性腎症から腎不全となり、数か月前から人工透析を開始された50代男性からご相談いただきました。 社労士による見解 詳しくお話を伺うと、この方は30歳前後から職場の健康診断で糖尿病の可能性を指摘されていたそうです。 しかし自覚症状が無かったため、病院には行かずほったらかしにされていました。 今から約15年前より異常なのどの渇きを自覚するようになり、 […] 続きを読む
複数の障害混在のため却下されたが審査請求で覆したケース(事例№997)
相談時の状況 約20年前に労災事故で頸椎を損傷し、両下肢に障害が残った50代男性からご相談いただきました。 社労士による見解 この方は約20年前、通勤途中の交通事故で頸椎を損傷し、通勤災害による障害年金5級を事故の数年後から受給しておられました。 労災だけでなく、厚生年金からも障害年金が受給できることを知り、年金事務所で相談されたのですが、初診時点のカルテは既に破棄 […] 続きを読む
不当に社会的治癒を適用されかけたが持続性気分障害で障害厚生年金2級に認められたケース(事例№426)
相談時の状況 持続性気分障害を約25年間患っておられる50代女性からご相談いただきました。 主治医から、障害年金の申請を勧められたそうです。 社労士による見解 この方は約25年前に、家族の死がきっかけでうつ症状が出現するようになり、精神科を受診したところ気分変調症と診断されました。 その後、投薬治療を約2年間続けたことで症状が改善し、一旦通院を終了されました。 […] 続きを読む
初診証明で行き詰っていたが感音性難聴で障害基礎年金2級を受給できたケース(事例№244)
相談時の状況 10代の頃の交通事故が原因で、両側性感音難聴となられた40代後半の男性から、まずはメールでご相談いただきました。 ご自身で手続きを行なおうと、年金事務所の相談窓口に通って少しずつ進めておられたのですが、初診日を証明できない状況に陥ったと思い込まれ、困り果てておられました。 社労士による見解 この方は、高校生の時にバイク事故で頭部を強打され、右耳が完全に […] 続きを読む
過去のステロイド治療が原因の大腿骨骨頭壊死で障害厚生年金3級に認められたケース(事例№1525)
相談時の状況 大腿骨骨頭壊死により左股関節を人工骨頭に置換された、30代男性からご相談いただきました。 この方は年金事務所へ何度か行かれたのですが、制度のややこしさから、自分で進めることは無理だと判断されたそうです。 社労士による見解 この方は約5年前に、足の付け根に強い痛みが出現したため、整形外科を受診されたところ、大腿骨骨頭壊死と診断されました。 直ぐに大学病 […] 続きを読む
発達障害で20歳まで遡って障害基礎年金2級に認められたケース(事例№462)
相談時の状況 いつもお世話になっている障害者支援センターの職員さんから、利用者である自閉症の20代女性についてご相談いただきました。 ご本人は小学6年生の頃から自宅に引き籠っておられ、他人とコミュケーションを取ることは困難でした。 お母様と2人暮らしでしたので、お母様から詳しくお話を伺おうと考えたのですが、お母様も精神科へ通院しておられ、精神的に不安定とのことでした。 そこで詳しく状況 […] 続きを読む
腎不全で障害年金を申請しようとしたが病院に初診証明を断られていたケース(事例№1607)
相談時の状況 腎不全で最近人工透析をはじめられた、50代の女性からご相談いただきました。 初めはご自身で進めようとされたのですが、初診証明(受診状況等証明書)の作成を病院に依頼されたところ、当時のカルテは既に破棄されていることを理由に断られてしまったそうです。 医事課の責任者にも直接交渉されたのですが、全く聞く耳を持ってもらえず、どうすればよいのかわからなくなって当センターへご相談い […] 続きを読む
胸髄悪性腫瘍で障害年金申請しようとしたが医事課で初診証明を拒否されていたケース(事例№1576)
相談時の状況 胸髄悪性腫瘍を患って胸髄を損傷し、両足と体幹が不自由になられた40代女性の、お父様からご相談いただきました。 社労士による見解 この方は十数年前に強い痛みを背中に感じ、近くの病院を受診して検査を受けたところ、脊柱管内に腫瘍が見つかりました。 直ぐに公立の大きな総合病院を紹介され受診したところ、手術が必要と言われました。 その公立病院で入院を勧められた […] 続きを読む
カルテは無かったが特発性肺動脈性肺高血圧症で障害厚生年金2級に認められたケース(事例№189)
相談時の状況 特発性肺高血圧症を患っておられる、40代男性からご相談いただきました。 社労士による見解 この方は約15年前に、会社の健康診断で心電図の異常を指摘されたそうですが、自覚症状が無かったためほったらかしておられました。 その約1年後に突然息ができなくなるほどの激しい拍動が出現し、近くの病院を受診されたところ、直ぐに大きな大学病院を紹介されました。 大学病 […] 続きを読む