肢体の障害 一覧
ポストポリオの明確な診断はなかったが障害厚生年金2級に認められたケース(事例№1055)
相談時の状況 幼少期にポリオに罹患し、数年前から状態が悪化した60歳男性からご相談いただきました。 最近になって障害年金を知り、ご自身で手続きを進めておられました。 何度か年金事務所へ足を運ばれ、既に診断書も取得されていましたが、窓口担当者によって言うことが異なるため、不安を感じておられたようです。 社労士による見解 この方は5歳の時にポリオウィルスに感染し、 […] 続きを読む
二分脊椎症で障害基礎年金1級に認められたケース(事例№464)
相談時の状況 生まれながらに二分脊椎症を患っておられる、もうすぐ20歳になる女性について、お父様からご相談いただきました。 社労士による見解 この方は生まれてすぐに二分脊椎症とわかり、生後5日で脊髄髄膜瘤の修復手術を受け、水頭症も合併していたため、生後1か月でV-Pシャント術も行われました。 幼少期から継続してリハビリと治療を続けてこられましたが、両下肢に重い障害が […] 続きを読む
複数の障害混在のため却下されたが審査請求で覆したケース(事例№997)
相談時の状況 約20年前に労災事故で頸椎を損傷し、両下肢に障害が残った50代男性からご相談いただきました。 社労士による見解 この方は約20年前、通勤途中の交通事故で頸椎を損傷し、通勤災害による障害年金5級を事故の数年後から受給しておられました。 労災だけでなく、厚生年金からも障害年金が受給できることを知り、年金事務所で相談されたのですが、初診時点のカルテは既に破棄 […] 続きを読む
交通事故による右足の負傷で障害基礎年金2級に認められたケース(事例№237)
相談時の状況 交通事故により、右足に重い障害が残ってしまった30代男性からご相談いただきました。 社労士による見解 この方は約3年前、歩行中に車に撥ねられ、骨盤骨折・右脛骨開放骨折・右腓骨骨幹部骨折の大怪我を負いました。 その結果、右下肢麻痺・排尿障害・勃起不全などの障害が残りました。 特に右下肢の障害が重く、足首は完全に動かせなくなりました。 また骨盤骨折 […] 続きを読む
過去のステロイド治療が原因の大腿骨骨頭壊死で障害厚生年金3級に認められたケース(事例№1525)
相談時の状況 大腿骨骨頭壊死により左股関節を人工骨頭に置換された、30代男性からご相談いただきました。 この方は年金事務所へ何度か行かれたのですが、制度のややこしさから、自分で進めることは無理だと判断されたそうです。 社労士による見解 この方は約5年前に、足の付け根に強い痛みが出現したため、整形外科を受診されたところ、大腿骨骨頭壊死と診断されました。 直ぐに大学病 […] 続きを読む
神経線維腫症2型による肢体障害で障害厚生年金2級に認められたケース(事例№1578)
相談時の状況 神経線維腫症Ⅱ型を患っておられる40代の女性からご相談いただきました。 最初はご自身で手続きをしようと年金事務所へ行かれたのですが、制度が複雑で説明を聞いてもあまり理解ができず、不安を感じて相談に来られました。 社労士による見解 この方は、総合病院で看護師をしておられました。 約9年前に、右腕に痺れや脱力感が出現するようになったため、勤務先の病院を受診し […] 続きを読む
「社労士は必要はない」と主治医に言われ脳出血で障害年金を申請したが不支給だったケース(事例№2326)
相談時の状況 病院の相談員から紹介されたとのことで、脳出血の後遺症に苦しむ40代男性の奥様からご相談いただきました。 奥様に事務所までお越しいただいてお話を伺ったところ、約10か月前に突然倒れて救急搬送され、今の病院にはその2か月後に転院となり、リハビリ目的に通院されているとのことでした。 原則として障害年金は、初診日から1年6か月経過した時点が障害認定日とされているため、1年6か月 […] 続きを読む
生まれつきの硬膜動静脈奇形で障害厚生年金2級に認められたケース(事例№69)
相談時の状況 硬膜動静脈瘻を患っている30代の息子さんについて、お母様からご相談いただきました。 社労士による見解 この方は生まれつき硬膜動静脈瘻があったはずですが、特に異常がなかったため、全く気付かずに過ごしておられました。 大学卒業後は会社勤めをしておられましたが、社会に出てちょうど1年たった頃に、酷い頭痛を訴えて近くの総合病院を受診されたところ、検査の結果硬膜 […] 続きを読む
強直性筋ジストロフィーで障害基礎年金1級に認められたケース(事例№448)
相談時の状況 強直性筋ジストロフィーを患っておられる40代女性の、お父様からご相談いただきました。 社労士による見解 この方は約8年前に筋肉痛のようなふくらはぎの痛みが出現し、掛かりつけの内科クリニックを受診されました。 そこで多発性筋炎の疑いがあると言われ、直ぐに近くの総合病院を紹介受診したところ、強直性筋ジストロフィーと診断されました。 その後は継続して通院さ […] 続きを読む
胸髄悪性腫瘍で障害年金申請しようとしたが医事課で初診証明を拒否されていたケース(事例№1576)
相談時の状況 胸髄悪性腫瘍を患って胸髄を損傷し、両足と体幹が不自由になられた40代女性の、お父様からご相談いただきました。 社労士による見解 この方は十数年前に強い痛みを背中に感じ、近くの病院を受診して検査を受けたところ、脊柱管内に腫瘍が見つかりました。 直ぐに公立の大きな総合病院を紹介され受診したところ、手術が必要と言われました。 その公立病院で入院を勧められた […] 続きを読む