難病 一覧
全身性強皮症で障害厚生年金3級に認められたケース
相談時の状況 数年前に転倒して右手首を骨折された、50代女性からご相談いただきました。骨折はとうに治っているはずが、痛みは継続しており、利き腕であるため日常生活上支障が出ているとのことでした。 その状態だけだと障害等級には該当しないと感じたのですが、もう少しお話を聞いてみると、もっと以前からシェーグレン症候群と強皮症も発症しておられることがわかりました。 社労士による見解 詳しくお話 […] 続きを読む
神経線維腫症Ⅰ型と軽度知的障害で障害基礎年金1級に認められたケース
相談時の状況 京都府の難病相談支援センターから、神経線維腫Ⅰ型(レックリングハウゼン病)に起因する体幹障害を患っておられる40代の女性についてご相談いただきました。 地域の就業生活支援センターにサポートしてもらいながら、体幹障害について障害年金手続きを進めておられました。しかしこの方は軽度知的障害もあり、年金事務所や病院の文書担当からの説明もあまり理解ができず、手続きが行き詰っておられるとのことで […] 続きを読む
カルテは破棄されていたが肢帯型筋ジストロフィーで障害基礎年金2級に認められたケース
相談時の状況 京都府難病相談支援センターの職員さんから、肢帯型筋ジストロフィーを患っている40代後半の女性をご紹介頂きました。 社労士による見解 この方は10歳の時に大学病院で筋ジストロフィーと診断され、中学を卒業する頃まで年1回の頻度で受診されていましたが、まだ症状もでていなかったため、その後は通院を中断されていました。 20歳を過ぎたころから手足の動かしにくさを感じるようになり、 […] 続きを読む
亜急性連合性脊髄変性症で障害厚生年金2級に認められたケース
相談時の状況 亜急性連合性脊髄変性症を患っている、50代後半の男性からご相談いただきました。 通院されていた大学病院の主治医に障害年金の相談をされたところ、「手続きが難しいから社労士に相談した方が良い」とアドバイスされたそうです。 社労士による見解 亜急性連合性脊髄変性症は、ビタミンB12の欠乏が原因で脊髄が変性する進行性の病気です。脊髄が変性することで、感覚神経や運動神経が正常に機 […] 続きを読む
初診時のカルテは無かったが悪性関節リウマチで障害基礎年金2級に認められたケース
相談時の状況 悪性関節リウマチを患っておられる、30代の女性からご相談いただきました。 社労士による見解 この方は小さな診療所に医療事務として勤務していた15年くらい前から、手首の痛みを自覚するようになりました。 異常を感じて勤務先の院長に診てもらったところ、関節リウマチの可能性が高いと言われ、専門医を紹介されたそうです。 しかし症状は悪化するばかりで改善は見られ […] 続きを読む
ミトコンドリア脳筋症で障害厚生年金2級に認められたケース
相談時の状況 主治医に障害年金を勧められたとのことで、ミトコンドリア脳筋症を患っておられる40代後半の男性からご相談いただきました。 社労士による見解 この方は約15年前に旅行先で自動車事故にあい、しばらく現地の病院へ入院しておられました。退院後に京都へ帰ってこられたのですが、しばらくすると歩行時にふらつきを感じるようになり、事故の後遺症を恐れて地元の大学病院を受診されました。 検査 […] 続きを読む
多発性硬化症で障害厚生年金2級に認められたケース
相談時の状況 40代後半の女性からお電話でご相談いただき、後日事務所へお越しいただいて面談しました。 社労士による見解 この方は30歳くらいからクローン病を患い、総合病院の消化器科へ通院しておられました。 約10年前の朝、突然左眼が全く見えなくなり、眼が落ちそうになるほどの痛みを感じたため、クローン病で通院していた総合病院の眼科を受診されました。直ぐに神経内科を紹介され、検査を受けた […] 続きを読む
両特発性大腿骨骨頭壊死症で障害厚生年金3級に認められたケース
相談時の状況 ハローワークの、難病の方を対象にした専門相談窓口からご紹介いただきました。 社労士による見解 この方は、約1年前に転倒して右膝を強く痛めたそうです。1か月経っても痛みが引かず、右股関節も痛み出したため、異常を感じて大学病院の整形外科を受診されました。 検査を受けたところ、両特発性大腿骨骨頭壊死と診断されました。面談に来られた日から2か月後に、両股関節を人工股関節に置換す […] 続きを読む
働きながらでも高安動脈炎で障害厚生年金3級に認められたケース
相談時の状況 京都府の難病相談支援センターからご紹介頂きました。 社労士による見解 高安動脈炎(大動脈炎症候群)とは、大動脈やそこからわかれている大きな血管に炎症がおき、血管が狭窄したり閉鎖したりして、脳や内臓に影響が出たり、手足が疲れやすくなったりする難病です。 この方は病院で事務職に就いておられ、毎回健康診断で血圧を図ろうとするとエラー表示になってしまうため、不 […] 続きを読む
脳炎治療のステロイド剤が原因の大腿骨骨頭壊死で障害厚生年金3級に認められたケース
相談時の状況 両特発性大腿骨骨頭壊死が原因で、両股関節を人工骨頭に置換されている方からご相談いただきました。 社労士による見解 詳しくお話を伺うと、この方は約2年前に突然めまいや意識を失う症状が出現し、掛かりつけの内科クリニックを受診されました。 血液検査などをしても異常はなかったためしばらく様子を見ていましたが改善しなかったため、大きな総合病院を受診したところ、急性脳 […] 続きを読む