初診証明困難事例 一覧
統合失調症で社会的治癒が認められ5年遡って障害基礎年金2級に認められたケース(事例№6027)
相談時の状況 精神病院の相談員さんから、統合失調症で入院されている40代の男性をご紹介いただきました。 社労士による見解 この方は大学生の頃に被害妄想の症状が出現し、幻聴も聞こえるようになったためご両親が近くの精神科クリニックへ連れていかれたそうです。 すぐに精神病院を紹介され、そちらへ入院しました。 1か月ほどで退院し、その後は通院治療を続けていましたが、徐々に […] 続きを読む
慢性疲労症候群で初診日を国民年金の時期に変更されそうになったが障害厚生年金で受給できたケース(事例№7004)
相談時の状況 機能性低血糖症と診断されている30代の女性から、お電話でご相談いただきました。 しかし機能性低血糖症の診断は便宜上のもので、副腎疲労症候群や慢性疲労症候群の疑いもあると言われているとのことでした。 社労士による見解 この方は約5年前から異常な疲労感を感じるようになり、日によっては起き上がることすらできなくなることがあったそうです。 異常を感じて総 […] 続きを読む
第三者証明だけで初診日を証明し障害基礎年金2級に認められたケース(事例№7079)
相談時の状況 発達障害の30代男性から、障害年金手続きのサポートをしてほしいとのことでお電話をいただきました。 自閉症スペクトラム障害(ASD)と注意欠如多動性障害(ADHD)の診断を受けておられるとのことでしたが、特性のためか思い込みが激しく、ご本人とのやり取りだけで状況を把握することは難しいと判断し、客観的なご意見をうかがえるようにするため、面談にはお母様と一緒にお越しいただきました。 […] 続きを読む
社会的治癒が認められて大動脈弁狭窄症で障害厚生年金3級を受給できたケース(事例№7091)
相談時の状況 大動脈弁狭窄症の診断を受けた50代女性からご相談いただきました。 社労士による見解 詳しくお話を伺ってみると、この方は幼少期に心室中間欠損を指摘されていたそうです。 しかし自然に治癒し、その後は通院する必要もなく、問題なく社会生活を営まれていました。 また30代半ば頃には健康診断時の心電図で異常を指摘され、病院で検査を受けたところ大動脈弁二尖弁と診断 […] 続きを読む
キアリ奇形に起因する脊髄空洞症で障害基礎年金1級に認められたケース(事例№6989)
相談時の状況 脊髄空洞症による肢体障害でお困りの60歳男性について、障害者地域生活支援センターの方からご相談いただきました。 ご本人は自力での移動が困難な状態でしたので、支援センター内で面談を行いました。 社労士による見解 お会いしてみたところ症状がかなり進行しており、両上肢の筋力は著しく低下していました。 下肢も、左はまだ比較的軽度でしたが、右はほぼ筋力が無い状 […] 続きを読む
クローン病で障害厚生年金3級に認められたケース(事例№7053)
相談時の状況 長年クローン病を患っておられる、50代の女性からご相談いただきました。 クローン病の患者会などで話を聞き、以前から障害年金の存在は知っておられたそうですが、自分は無理だと諦めていたそうです。 ご家族から、一度専門家へ相談してみてはどうかと勧められたとのことでした。 社労士による見解 この方は20代前半ごろに、おなかの調子がおかしいと感じて近くの内科ク […] 続きを読む
摂食障害とうつ病で障害基礎年金2級に認められたケース(事例№6971)
相談時の状況 10代の頃から摂食障害で苦しんおられる30代後半の女性について、お母様からご相談いただきました。 まずはご本人が区役所の国民年金課へ相談に行かれたそうですが、説明を聞いてもよくわからず、大量の書類を渡されたそうです。 不安を感じて主治医に相談されたところ、当センターへ相談するようアドバイスされたとのことでした。 社労士による見解 この方は、子供の […] 続きを読む
うつ病とADHDで社会的治癒が認められ障害厚生年2級を受給できたケース(事例№7057)
相談時の状況 生来のADHDと、二次障害としてうつ病を患っておられる50代の女性からご相談いただきました。 ご自身で手続きしようと年金事務所へ通われていましたが、病歴就労状況等申立書をどう書けばよいのか不安になり、主治医に相談されました。 すると、主治医から当センターへ相談してみるようアドバイスされたそうです。 社労士による見解 この方は約20年前から突然パニ […] 続きを読む
妻の日記などから糖尿病の初診日を証明できたケース(事例№6936)
相談時の状況 Ⅱ型糖尿病が原因で腎不全となり、2年前から血液透析を受けておられる40代の男性からご相談いただきました。 人工透析だと2級の障害年金が受給できると知り、年金事務所へ通ってご自身で進めておられたのですが、初診日の証明が取れないとわかり、こちらへ相談にこられました。 社労士による見解 この方は10数年前に、会社の健康診断で尿たんぱくを指摘され、近くの内科を […] 続きを読む
最初の受診から2年後が初診日と認められ若年性認知症で障害厚生年金2級に認められたケース(事例№6890)
相談時の状況 若年性アルツハイマー型認知症を発症された50代男性について、お姉様からご相談いただきました。 社労士による見解 この方は仕事のストレスからうつ症状が出現し、約5年前に精神科クリニックへ通院するようになりました。 すぐに休職し、半年ほど投薬治療を受けたところ、症状が改善したため通院を終了し、復職もされていました。 しかしその1年半後に、再度不眠やうつ症 […] 続きを読む