初診の医療機関は廃院となっていたが障害厚生年金2級に認められたケース

相談時の状況

初めに病院の相談員の方からご相談いただきました。最近転医してきた統合失調症の患者さんが障害年金の申請を希望して相談に来られたそうなのですが、お話の内容が支離滅裂で要領を得ず、主治医も今までの経緯がわからないため困っておられるようでした。

直接ご本人からお電話いただくようお願いし、後日面談へお越しいただきました。

 

社労士による見解

お会いしてみると多弁傾向が非常に強く支離滅裂で、お話される内容もどこまでが妄想でどこからが現実なのか判断が難しかったため、面談は困難を極めました。

根気よくお話を伺ってみると、この方は約15年前から同じ精神病院に通院しておられ、早い段階から統合失調症の診断を受けておられました。
幻聴や幻覚などの陽性症状よりも、意欲低下や思考制止などの陰性症状が強く、長年投薬治療を続けておられました。
ところが数か月前に主治医が替わり、診察に行ってもあまり話を聞いてもらえなくなったそうです。
病名も統合失調症から不安神経症に変更されてしまい、不信感から病院を変わられたそうです。

話される内容が支離滅裂な上に多弁傾向も強く、意思疎通が困難な状態でしたので、障害等級に該当する可能性が高いと判断しました。

受任してから申請までに行ったこと

何度もヒアリングを行い、発症から現在までの状況などを詳しく確認してみると、長年通われた精神科を受診される前に、内科を受診されていることがわかりました。
しかし確認してみると、その内科は10年も前に廃院となっておりました。診察券や紹介状など客観的に初診日を証明できる書類も、何一つ残っていませんでした。

しかし最近は精神疾患の初診日を内科はでとらないケースが多く、また内科を受診したのは精神科通院開始と同じ月内でしたので、認められる可能性が高いと判断しました。

また発症から現在までの状況を詳細にまとめた参考資料を相談員の方にお渡ししたところ、治療の参考にしたいとのことで主治医にもお渡しいただけました。

その後無事に診断書をご作成いただき、病歴就労状況等申立書もこちらで作成して申請しました。

 

結果

無事、障害厚生年金2級に認められました。

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