自閉症で障害基礎年金2級に認めら遡及も行われたケース

相談時の状況

ご両親からお電話いただき、後日ご本人と無料相談会へご参加いただきました。

 

社労士による見解

詳しくお話を伺うと、この方は幼少期から集団に馴染めず、一人でいることが多かったそうです。小学3年生くらいからいじめが酷くなって不登校となり、初めて精神科を受診したところ、適応障害と診断されました。その後は通院を続けながら中学・高校と進学しましたが度々いじめにあい、何度も不登校になったそうです。

高校3年生の頃から記憶がなくなる症状や、不安・恐怖感、不眠症が出現するようになったため、スクールカウンセラーの紹介で大きな総合病院の精神科で発達検査を受けたところ、自閉症スペクトラムと診断されました。

高校卒業後は障害者雇用で就職されたのですが、周りと人間関係を築くことができず、ストレスが蓄積して病状が悪化したため、障害認定日である20歳時点では自宅療養されてました。
数年経った現在でも就労できるようになる目途が立たないため、ご両親が将来を案じて障害年金の申請準備を進めておられました。主治医に書いてもらった診断書の内容をご両親が確認されたのですが、審査に通る内容になっているかを判断できず、不安を感じて当センターへご相談しようと思われたそうです。

内容を拝見したところ、あまり医師に日常生活の状況等を普段から伝えられていないためか、少し実態よりも軽い内容になっていると感じました。
障害厚生年金であれば間違いなく3級相当とされる内容でしたが、過去の経験から障害基礎年金であれば2級相当と判断してもらえる可能性が高いと考え、そのまま申請することをお勧めしました。

 

受任してから申請までに行ったこと

診断書を作成してもらう医療機関と初診の医療機関が異なる場合は、初診日の証明として初診の医療機関に「受診状況等証明書」を作成してもらわなければなりません。
ご両親はそのことをご存じありませんでしたので、急いで作成を依頼しました。

それと診断書の内容が実態よりも少し軽く書かれているようでしたので、幼少期から現在までの状況をご両親から詳しくヒアリングし、日常生活がどれだけ困難な状況かということをわかりやすく病歴就労状況等申立書にまとめました。

 

結果

無事障害基礎年金2級に認められ、約2年分の遡りも認められました。

障害状態の審査は、殆どの場合診断書と病歴就労状況等申立書の内容だけで行われます。
審査官や認定医が、ご本人の状態を直接見たりすることはありません。書面上の情報だけで判断されてしまうのです。特に診断書は、殆どが医師の主観で判断されてしまう項目です。受診時に普段から医師に日常生活の状況等を伝えられていない場合は実態を把握できていないことが多く、本来の状態よりも診断書を軽く書かれてしまうことがあります。

そのため普段から、困っていることや症状について医師にお話しするよう心掛けてください。しかし医師によってはあまり話を聞いてもらえないこともありますので、診断書の作成などを医師に依頼してしまう前に、専門家へご相談いただくことをお勧めします。

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