アスペルガー症候群と統合失調症で障害基礎年金2級に認められたケース

相談時の状況

京都府難病相談支援センターの職員の方からご相談いただき、後日ご本人やお兄様と一緒に無料相談会へご参加いただきました。

 

社労士による見解

難病相談支援センターの方にお話を伺うと、この方は数年前から難病指定されている多発性硬化症の治療を受けておられたとのことでした。就職しても長続きせず、生活に困って難病相談支援センターへ相談に来られたそうです。

ところが多発性硬化症の症状はまださほど進行しておらず、仕事に大きな支障がでるほどではありませんでした。職員の方が何度かやり取りをされていくうちに、言動から精神的な疾患の存在を疑い、大学病院の精神科を受診させてみたところ、統合失調症の疑いがあると診断されました。

この段階から当センターへご相談いただき、サポートさせていただくこととなりました。

受任してから申請までに行ったこと

まずはご本人から詳しくヒアリングをしようとしたのですが、被害妄想が非常に強いだけでなく、順序立ててお話しいただく能力も乏しい方でした。易怒性も強く、お兄様も含めた家族全員との関係も破たんしており、現在は周りから見放される形で一人暮らしをされていました。

そのためまずはお兄様に、今までの状況をメモにまとめていただくようお願いしました。メモにはご本人の幼少期からの状況をお書きいただいたのですが、内容を拝見すると、統合失調症は二次的なもので、そもそもの原因は発達障害にある可能性が高いと感じました。しかし受診にはいつも一人で行っておられましたので、詳しい症状や状況は医師に伝わっていないようでした。

そこで担当の臨床心理士の方に相談した上で、後日改めて医師のもとへ、私・難病相談支援センター職員・市の障害者生活支援センター職員・お兄様というメンバーで今までの状況について説明にあがりました。

結果

無事、障害基礎年金2級に認められました。

統合失調症で陽性症状の強い方は病識が薄く、医師に症状を伝えられていないケースが見受けられます。そのため診断書を作成してもらっても実態と比べて非常に軽い内容になったり、間違った病名で書かれてしまうことも珍しくありません。

そのような事態を避けるためにも、まずは専門家へご相談ください。

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